【家計簿に必要な帳簿を知る・準備編】2つの表の役割

サメハダ流の家計簿では2つの帳簿を作成します。

サメハダ
サメハダ

まず、帳簿の役割についてかんたんにご説明!

帳簿の役割

2つの帳簿の役割についてできるだけ簡単にご紹介します。

残高表の役割

残高表は”月末時点今あるお金”を示します。

例として5月31日の残高表を示しました。

この表から月末時点では1,000円のお金があるということがわかります。

損益表の役割

損益表は”月間で受け取ったお金と支払ったお金の差し引き”を示します。

残高表に対応するように5月中(5/1~5/31)の損益表を示しました。

この表から5月中に受け取ったお金は500円、支払ったお金は400円、差し引きは+100円ということがわかります。

サメハダ
サメハダ

帳簿の役割については以上だよ!

帳簿のはたらき

つぎに、帳簿のはたらきについてご紹介します。

まずは次の月の帳簿もつくって、2か月分を比較してみます。

次の月の帳簿

6月末も残高表と損益表を作成します。

この表から6月末の時点ではあるお金は1,200円、受け取ったお金と支払ったお金の差し引きは+200円ということがわかります。

2か月分を比較する

まずは単純に2ヵ月分を並べてみましょう。

そして、みるべきポイントは次のようになります。

みるべきポイント①

残高表と損益表のそれぞれの内訳

タコさん
タコさん

内訳をみて家計の状態を確認するよ!

みるべきポイント②

残高表の前回からの増減と損益表の差し引きが一致すること

かめ君
かめ君

一致していないと家計簿が正しく作られていないよ

家計簿を作成してからポイント①をしっかり確認していくことになります。

ポイント②は実際はきっちり合わないことが多いので、参考程度に確認します。

差が大きければ正しく作成できていないということになります。

サメハダ
サメハダ

帳簿のはたらきについては以上だよ!


【ちょっと休憩】~会社にあてはめてみると~

蛇足ですが会計を知っている人は専門用語の方がしっくりくるかもしれません。

残高表と損益表は、いわゆる財務諸表の”貸借対照表”と”損益計算書”に該当します。

家計簿を会社の財務諸表にあてはめると

残高表・・・貸借対照表(バランスシート/Balance Sheet/BS)

 資産、負債および純資産を表示。一定期日の財政状態をしめす書類。

損益表・・・損益計算書(プロフィット・アンド・ロス/Profit and Loss/PL)

 収益、費用および当期純利益を表示。一定期間の経営成績をしめす書類。

タコさん
タコさん

簿記で勉強したことあるぜ

フグっち
フグっち

ぼくはわからないや

サメハダ
サメハダ

簿記の用語はわからなくても全く問題ないよ。

イメージを押さえたら十分だよ!

まとめ

今回は残高表と損益表のそれぞれの帳簿の役割と、2つ合わせてどのような働きがあるか解説しました。

なお、残高表はBS、損益表はPLに該当するので、なじみがある方はその名称に読み替えていただいても良いと思います。

馴染みがない方もいらっしゃると思うので、このブログでは残高表と損益表という言葉を使ってご説明させていただきます。

それぞれの詳しい説明はこちらでご紹介していますので良ければご覧ください。

それでは引き続き一緒にがんばりましょう!

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