
自分で計算できるの

すごく簡単に計算できるよ!
関数の計算に必要な数値は3つで十分
支払額からローンを決めることで無理のない返済計画をつくる
こんにちは。サメハダです。
住宅ローンを組むときに、いくらの金額で何年で返済するかプランニングは大切ですよね。
月々の支払をもとに金額や年数を逆算することができれば、自分に無理のない返済額から金額や年数を割り出して、健全な返済計画をイメージできると思います。
自分自身で何度も支払額を計算し、自身をもってローンを決めていきましょう!
今回は、自分で支払い額を計算できるエクセルPMT関数についてご紹介します。
基本的に最もメジャーな”元利均等払い”について解説します。!
PMT関数
使用するのはPMT(ペイメント)関数です。
ペイメントは”支払い”の意味ですので覚えやすいですね。^^
式と計算結果
結果からみていきましょう。



これで完成です。
上の試算では、3千万円のローンを金利1%で借り入れる場合、返済期間を35年に設定すると、毎月8万4,686円の支払いになるということがわかります。

できた!
必要な3つの数字
必要な数値は「金利」「期間」「ローン残高」の3つだけです。
必要な数値 | 例 | 関数に入力する値 | 単位 |
---|---|---|---|
金利 | 年利1.000% | 0.000833… | 月利 |
期間 | 35年 | 420 | 月数 |
ローン残高 | 3千万円 | 30,000,000 | 円 |


返済予定表をつくってシミュレーションする
ペイメント関数が使えると返済予定表を作って自分でシミュレーションできます。
サンプルテンプレートでは、返済額を元本部分と利息部分に分けて計算することで、利息の合計もわかるようになっています。
基本的な計算式は表に残してあるので繰上返済や金利変更の影響を確認してみてください。
初回の支払いを日割りにすることで、銀行から送られてくる返済計画表の数値と1円単位でピッタリと一致させることができますよ。^^
百聞は一見に如かずですのでぜひご覧ください!
サンプルテンプレート
住宅ローンシミュレーション用のサンプルテンプレートです。
「借入金額」「金利」「期間」を入力すると、月々の返済額を計算できます。
表では、各支払いの利息金額と元本金額が計算でき、トータルの利息額が確認できます。

サンキュー!
公開しているテンプレートの一覧はこちらです。
まとめ
今回は、PMT関数の使い方とそれを使った住宅ローンのシミュレーションをご紹介しました。
住宅は人生で一番大きな買い物なのでしっかりと試算して、計画的なローンを組めるといいですね。
今回は元利均等払いを前提にしましたが、元金均等払いや10年固定などの場合でもエクセルの表を少し変えれば試算が可能ですのでぜひお試しください。
わからないことがあればコメントでご連絡ください。
それでは引き続き一緒にがんばりましょう!

Have a nice day!
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