
予算は悩むよね。

予算の立て方について紹介するよ!
予算管理は必要か?
皆さんこんにちは。サメハダです。
家計簿を上手につけるためには、予算の管理が大切です。

予算管理なんてやってらんねーよ
サメハダも最初のころは厳しく管理すると息苦しくなるので、それほどまじめに予算管理をしていませんでした。
ですが、結局自分のお金を自分で管理することになるので、得をするのも損をするのも自分なんですね。
せっかく家計簿をつけるなら予算管理もとりいれていきましょう!
予算管理をすることによってわかること
予算管理をすることで次のような効果があります。
- 予算を意識することでムダな支出が減る。
- うまくいくとさらにモチベーションがアップして好循環となる。
- うまくいかなくても、自分の考え方やお金の使い方の癖を知ることができ次に生かせる。
結局、うまくいってもいかなくても自分にメリットがあるんですよね。
なので余裕があればぜひ取り入れていきましょう!
予算の種類は大きく分けて2種類ある
予算と聞くと、”絶対にこえてはいけない”というニュアンスですよね。
または、達成予算というと営業ノルマのイメージですが、これも”必ず達成すべし”という意味で使われていることが多いです。
しかし、家計簿においてはそれほど厳しく管理する必要はありません。
自分の性格や目的に応じて、次の2つを使い分けましょう。
パターン | 名前 | 特徴 | 管理の方法 |
---|---|---|---|
① | ・限度額 ・枠 ・予算 など | ![]() 超えてはいけない | 超えてはいけない上限金額を設定する。 超えた場合は支出行動を見直す。 |
② | ・目安 ・目標金額 ・ベンチマーク など | ![]() 超えることもある | 平均的な金額を設定する。 頻繁に超えるようなら金額を見直す。 |
どちらがいいということはなく、一長一短だと思います。
家計簿をつけるだけでも、いろいろと有益なことがわかるってくるので、必要以上に厳しくしすぎる必要もないと思います。
ちなみにサメハダ家は、パターン②の「BM(ベンチマーク)」制度を長らく導入していましたが、最近ではパターン①の「枠」制度に変更しました。
みなさんも家庭のお金の使い方と夫婦の性格をよく考えて、マッチする方を選んでみてください。

きびしいのはイヤだな~
正しい節約につながる予算金額の決め方
予算金額は「基礎額」と「ゆとり額」を意識する
さてパターン①かパターン②どちらを採用するか決まりましたか?
ここから先は、説明の都合上どちらも”予算金額”と表現しますね。
予算金額を考えるにあたっては、その支出がどのくらい「基礎額」なのか「ゆとり額」なのかを意識してみると良いと思います。
「基礎額」と「ゆとり額」とは
支出の種類 | 説明 | 例 | 支出の別名 |
---|---|---|---|
基礎額 | 生きるために 最低限必要なコスト | ・家賃 ・水道光熱費 ・食費 ・医療費 など | 「消費」 |
ゆとり額 | なくても死なないが 豊かに生活するため のコスト | ・交際費 ・美容院代 ・ほしい洋服 ・趣味 など | 「浪費」 「投資」 |
基礎額とゆとり額の分け方
支出は基礎額とゆとり額にわけることができますが、どちらに該当するかはその人の価値観によって異なります。
なので、自分の価値観を見つめて、各支出の基礎額とゆとり額の割合を一度把握してみましょう。
車代と洋服代を例にとって考えてみます。
価値観の違い | 基礎額 | ゆとり額 |
---|---|---|
【カントリー派男性Aさんの場合】![]() ・必要最低限のグレードの車を 仕事と移動に使っている。 | 5万円 | 0円 |
【シティ派男性Bさんの場合】![]() ・仕事と移動に車は必要ない。 ・趣味として自分が一番好きな 速くてかっこいい車を購入。 | 0円 | 10万円 |
【中立派男性Cさんの場合】![]() ・家族の生活と移動に車が必要。 ・自分の好みも大事にしたいから 奮発してちょっといい車を購入。 | 4万円 | 4万円 |

車代のような固定費はすぐ節約できないから基礎額とゆとり額がどれくらいかイメージだけでも持っておこう!
価値観の違い | 基礎額 | ゆとり額 |
---|---|---|
【倹約家Aさんの場合】![]() ・必要最低限の数の洋服をたまに買う。 | 5万円 | 0円 |
【おしゃれ大好きBさんの場合】![]() ・気に入った洋服をたくさん買っちゃう。 ・洋服は趣味でストレス解消。 | 0円 | 10万円 |
【しっかり派Cさんの場合】![]() ・必要なものか好きなものを考えて購入する。 ・予算を超えないように注意している。 | 4万円 | 4万円 |

洋服代のような変動費は支出項目を分けるとより節約する意識がはっきりするよ。
例:「洋服代5万円」を「洋服代(基礎)1万円」「洋服代(趣味)4万円」にわける。
優先順位が低いゆとり額から見直す
支出項目を基礎額とゆとり額に分けることができたでしょうか。
次に、支出項目のゆとり額に優先順位をつけていきます。
もちろん順位といってもカッチリとは決められないのでなんとなくで大丈夫です。
節約を意識して予算金額を決めるときは、この優先順位が低い項目のゆとり額を減らせるかどうか見直していきましょう。
まとめると次のようになります。
- 支出項目名を並べる
- 各支出項目名の隣に基礎額とゆとり額を記入する
- 予算を絞りたい場合は、優先順位が低いゆとり額から減らしていく
優先順位の決め方のコツ

とは言ってもね、優先順位なんか決められないわ。
「優先順位の決め方は人それぞれです」で終わらせるのは簡単ですが、それだとピンとこない方もいらっしゃると思います。
そこで優先順位の決め方のコツとして具体例を3つ紹介したいと思います。
優先順位が高いものの例
ワクワクするようなモノやサービス
テンションがあがるような靴や洋服、旅行、プレゼントなどプラスの感情が湧き上がってくるものが該当します。
時間や体力の節約になる便利なモノやサービス
最新のスマートフォンやタブレットなどのデジタルデバイスや食洗器やお掃除ロボットなどの時短家電などが該当します。
優先順位が低いものの例
見栄やマウントをとるために無理して買うモノやサービス
ブランド品、必要以上に高価なアクセサリー、無理してする経験などが該当します。

オレもかんがえるぞ!
まとめ
今回は予算の決め方として基礎額とゆとり額のいろいろ説明しました。
いくつかややこしい話もありますが、予算金額は家計簿ではなり重要なポイントです。
お金の使い方に優先順位をつけることはどんな生き方をするか決めることにつながります。
ちなみにサメハダ家では数か月~数年の周期で見直しの会議が開催されます。
考えることが多くて大変ですが楽しんで取り組んでいきましょう!
それでは引き続き一緒にがんばりましょう!

ゆっくりかんがえよう!
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