【家計簿をつける②・基本編】損益表に収入と支出を記録してみよう!

作成する損益表のイメージ

今回は損益表(PL)の基本形に沿って、家計簿のつけかたを説明します。

残高表より手順が多いですが根気強く取り組んで完成を目指しましょう。

損益表のテンプレートも残高表とセットで公開しています。記事の最後にリンクを貼っていますので良ければ参考にしてください。

サメハダ
サメハダ

このような表をつくるよ!

1ヶ月目

完成のイメージ

つけかた

損益表は月間で何にいくらのお金を使ったのか確認するものです。

基本的には、日常の出費をスマホに記録して、月末に集計します。

この”スマホに記録する”という行為は習慣化する上でとても重要です。

準備の記事でも説明しているので参考にしてください。

収入を記録する

月間の収入をスマホアプリに記録します。

給料日に手取りの金額を記録しましょう。

Clear!

給与

ボーナスが入った場合も口座に振り込まれた日付で記録します。

Clear!

ボーナス

かめ君
かめ君

収入は記録が楽だな~

支出を記録する

サメハダ
サメハダ

ちょっと大変だけど習慣化できるようにがんばろう!

生活しているなか、出費をしたときはスマホアプリに記録します。

出費にはその場で支払って金額がわかるものと、そうでないものがあります。

日常で記録するのは、金額がわかるもののみでOKです。

その場で支払っていないものは月末にまとめて集計します。

その場で支払って金額がわかる出費 ➡ 記録する
  • お店での買い物
  • ランチ代
  • カフェ代
  • 飲み会代
  • 交通費
  • 病院代
サメハダ
サメハダ

出費項目はアプリの初期設定にすでに準備されていることが多いよ。

足りない項目があったら追加して自分専用の項目をカスタマイズしよう!

その場で支払っていないので金額がわかる出費 ➡ 記録しない(月末にまとめて)
  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 携帯代・インターネット通信費
  • 保険料
  • ローン返済
  • 保険料
  • 月会費
タコさん
タコさん

銀行振替になっているものだね。

これらはまとめて月末に集計するよ!

Clear!

お店での買い物 など

出費がある度にスマホアプリに記録することを習慣化するのは大変かもしれませんが、慣れると、自然とできるようになります。

おつりを財布にしまうような当たり前の感覚になってきます。

記録を忘れることもあるかもしれませんが、初めから完璧を目指さずに気楽に取り組んでみましょう。

支出を集計する

いよいよ月末となりました。

スマホアプリの集計機能を使って各項目の月末合計を集計します。

結果をエクセルの損益表に記録してみましょう。

まずは、記録した出費分が完成します。

スマホアプリから残高表へ記録完了
  • 給与
  • その場で支払って金額がわかる出費

つぎに、スマホに出費を記録していない銀行振替などの出費を確認します。

これは銀行口座をインターネットで確認して書き出します。

ネット通帳を利用していない場合は、月末にATMで記帳する必要がありますが、とても手間なので、ぜひともネット通帳へ切り替えをオススメします。

Point!

ネット通帳を利用しよう!

通帳の入出金を確認しながら、銀行振替の項目と金額を損益表に入力していきましょう。

このとき、銀行振替とともに次のことをチェックすると効率的です。

通帳を見て確認すること
  • 銀行振替などスマホに記録していない出費
  • クレジットカードの引き落としが正しくされているか
  • ローンの引き落としが正しくされているか
  • ローン引き落とし用の口座の残額が十分か
  • 不正な出金がないか

損益表2ヶ月目

完成のイメージ

つけかた

今月も同様に、日常の出費を記録しましょう。

追加の項目がさらにでてくると思います。

項目の設定は試行錯誤なので、最初はどんどん試してみましょう。

損益表には、残高表と同様にエクセルの強みを活かして計算を入れてみましょう。

損益表のアップデート
  • 先月との差額の欄を設けよう。
  • 各項目に目標(目安)の欄を設けよう。
  • 収入と支出の合計欄を設けよう。
サメハダ
サメハダ

だんだん家計の全体像が見えてきたよ!

これで、損益表がおおむね完成しました。

項目については自分に合ったものを探していきましょう。

目標金額の設定方法

目標金額の設定方法については次の記事でご紹介しています。良ければ参考にしてください。

まとめ

今回は初めて損益表をつける場合を想定して、1ヶ月目と2ヶ月目の取り組み方をご紹介しました。

損益表は残高表よりも手間がかかるので長期的な目線でゆとりをもって取り組みと良いと思います。

最初からあれもこれもと思うと疲れてしまいますのでできるところから着手するのが良いとおもいます。取り組み段階について下の記事でご紹介いますので良ければご覧ください。

またオリジナルテンプレートは下記からダウンロードできます。

今回は以上です。それでは引き続き一緒にがんばりましょう!

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