こんにちは。サメハダです。
私は2020年1月にリベ大両学長の動画を見たことがきっかけでFIRE(早期退職・経済的自由)に興味を持ちました。
それから固定費を見直したり、当ブログを開設したり、少しずつですが自由に向かって歩みを進めています。
今回はFIREに向けたプランニングをまとめていきます。プランに変更があれば更新していきます。

気軽に楽しんでね!
家族構成と仕事
2010年に結婚し、現在は妻と二人暮らし。
仕事は金融系のコンサルタント会社に勤務しているサラリーマンです。
めざすFIREの種類
FIREにはいくつか種類がありますが、私が目指すのは『セミリタイア(バリスタ FIRE)』と呼ばれるものです。※これ以降の文章では、バリスタ FIREのことをセミリタイアと表現していきます。
必要な貯蓄額は並外れた額ではありません。生活水準も一般的な中流階級の価値観で、浪費家でもミニマリストでもありません。フルタイムの仕事はしませんが、パートタイム程度の量の仕事で収入の不足分を賄いながら、金銭面と時間面の自由を得るライフスタイルです。
詳しくはこちらでご紹介しています。
”セミ”リタイアを選択する理由としては、次のように考えています。
- フルリタイアに比べて必要な資産額が少なくて済むため、実現可能性が高まる。
- 長時間労働は避けたいが、短時間であれば労働そのものが楽しいと思えるため。
- 本業に関わらず人的資本や社会資本を大切にするため。
ゴールの確認
FIREにおける経済的自由とは、生活費を不労所得が上回った状態です。
生活費 < 不労所得
現在のキャッシュ・フロー
現在は不労所得はなく生活費はすべて給与で賄っている状態です。また。必然的に貯金と投資は余った給与から捻出しています。給与以外の収入はポイントバックやメルカリ売却などの少額かつ不定期発生のものがほとんどです。

将来のキャッシュ・フロー
これを次のように改善したいです。
②生活費そのものを縮小する。

すべきことは大きく分けて次の2つです。
①キャッシュ・インとして不労所得を増やす。
②キャッシュ・アウトとして生活費を下げる。
これらを踏まえ、まずはセミリタイアに向けた大きな方向性を決めます。
アプローチ
FIREムーブメントの中で、最も一般的で再現性が高いものとして、”4%ルール”があります。
月並みですが、最も取り組みやすいと考え、サメハダ家もまずはこの「4%ルール」をベースに取り組んでいきます!
ご存じの方も多いと思いますが4%ルールとは次のようなものです。
- 4%ルールとは、年間支出額の25倍の金融資産を気づけば年利4%の運用益で生活費がまかなえるという考え方。
- 4%は米国S&P500の成長率7%から米国インフレ率3%を差し引いた数値。

4%ルールで有名なトリニティスタディについてはこちらの記事でご紹介しています!
また、金融資産以外の不労所得にもおいおいチャレンジしていきたいと思います。
- 事業所得
- 不動産所得
- 配当・利子所得
目標設定
金融資産額
4%ルールに基づいて、年間想定生活費240万円×25年=6,000万円と設定しました。
年間想定生活費については、希望的観測もかなり含まれていますが、8年間の家計簿を元に総合的に判断した結果毎月30万円と見積もっています。
支出項目 | 現状の支出 | FIRE後の支出 (65歳まで) | FIRE後の支出 (65歳以降) |
---|---|---|---|
家賃 | 約15~20万円 | 10万円 | 0円 |
その他固定費 | 約7万円 | 5万円 | 5万円 |
食費 | 約6万円 | 5万円 | 5万円 |
その他娯楽費 | 約10万円 | 10万円 | 10万円 |
特別支出 | 約10万円 | 0円 | 0円 |
合計 | 約50万円 | 30万円 | 20万円 |
- 毎月30万円

キャッシュフローについて了解しました!
この30万円は、65歳以降(年金受給時)の生活費を20万円と想定したところからスタートしています。そこから、アルバイトなど時給の仕事で稼げる限界と思われる10万円を足して、30万円としました。つまり、フルタイムの仕事をしないにせよ、パートタイムの仕事を長時間している好ましくない状態ではあります。
なぜ、このような最低ギリギリの目標にするかというと、FIREを目指す過程の中で、副業等でそれくらいは稼げるようになっていたいという希望があるからです。あまり合理的な理由ではありませんが、自分にハッパをかけ盛り上げる効果を狙っています。
正直、「どうしたって最低でも30万円は必要だろう」という発想から逆算した面もあります。モチベーションを維持するためにも高すぎる目標を避けた狙いもあります。
そもそも、不確定要素が多すぎるのであくまで仮の数値です。さらに、65歳以降の生活費についてはもっと読めない部分です。ただし、年金金額が決まっている以上は、資産をすべて失ったことも想定し、65歳以降を20万円と設定するのはリスク管理の面でむしろ重要だと考えています。

総合的に考えて目標6,000万円にしましたよ!
なんにせよ、目標設定によってから課題も見えてきました。
- 金融資産6,000万円
- FIREまでに生活費を20万円削減する→家賃と特別支出の改善
- 65歳までに生活費をさらに10万円削減する→家賃の改善(日本の住宅状況に依る)
現状の家計状況
さて、金融資産6,000万円という目標と支出削減の課題が見えてきました。次に足元の家計状況について整理したいと思います。
結婚して約11年、かれこれ8年以上は家計簿をつけているので家計状況については確認しやすかったです。
資産金額
2020年1月付近の資産額と内訳はざっくりこのような状況でした。
資産項目 | 金額 |
---|---|
現預金 | 約1,200万円 |
金融資産 | 約400万円 |
確定拠出年金 | 約400万円 |
合計 | 約2,000万円 |
なお、賃貸なので住宅ローンはなく、その他大きな借入はありません。
目標の6,000万円まであと4,000万円です。
- あと4,000万円

目標資産額について了解しました!
収入金額
収入額はそこそこですが、極端に多くはありません。
貯蓄金額
現在の貯蓄額は数万円程度です。すでに示したとおり、固定費として家賃が高いです。また特別費が大きく変動するのでバラツキがあります。この辺は改善の余地ありです。
希望としては、家計を改善し、毎月10万円~20万円+ボーナスで、年間200~300万円程度は入金したいです。
しかし、固定費の改善には時間と根気が必要なため、ここでは高い目標は設定しないこととします。
そして金額でなく貯蓄率ベースの目標を設定します。
貯蓄率については有名「FIRE最強の早期リタイア術」の考え方を参考にしています。
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収入の多寡にかかわらず、貯蓄率によってリタイアまでの年数が決まるというものです。
貯蓄率についても固定費と変動費を総合的に考えた結果、30%という目標設定にします。
- 毎月収入の30%

目標貯蓄率について了解しました!
なお、グラフによると貯蓄率30%でリタイアまで20年~46年かかります。かなり長い道のりですが、同時に生活費の削減を行うことと、すでに目標金額の3分の1の資産があることを勘案するともっと短くなると思われます。
貯蓄率は、転職や昇給などで変動するのでその都度見直す予定です。
想定期間
想定する期間は15年とします。

- 米国株投資においてリターンを確実に享受するためには最低でも15年以上の投資期間が必要であること。
- 貯蓄率と入金力の関係から蓄財目標達成に十分な期間が15年と予想されるため。
5年ごとにフェーズを区切り、それぞれのフェーズの中で会社員としてのキャリアを見直す作戦です。
15年で様々なことが起こると思いますが、変化を恐れず対応していきたいと思います。
また、2022年1月1日の本格稼働までの期間はフェーズ0として、資産配分や家計の整理、情報収集などを行っていきます。
モニタリング
FIREへの道のりの実況中継として、毎月定期的に進捗報告を行います。
- 資産額・・・目標6,000万円
- 貯蓄率・・・目標30%
- キャッシュフロー・・・目標30万円

こちらで報告しています!
カテゴリ
最後に
「FIREは結果よりもプロセスに意義がある」と先人たちは言っています。
他人と比べることなく、自分と家族の人生を充実させるためにコツコツ努力したいです。
さらに、同じような目標を持つ方と繋がり、良質な情報をアウトプットしたりして
協力しながら進めることができたら嬉しいなと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はサメハダ家のFIREプランニングをご紹介しました。
同じくFIREを目指す方にとって考え方などが参考になれば幸いです。
それでは今回は以上です。ではまた!

FIREしようぜ!
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